こどもたちに文房具を

教育が未来をつくる。

世界には学校に行けないこどもたちが約1億人、また、働くこどもたちが約1億人いると推定されていますが、ネパールの首都カトマンズのカーペット工場などでも、多くのこどもたちが早朝から夜遅くまで過酷な条件で働いています。山間の貧しい村から、一時金と甘い言葉でだまされるようにして連れてこられたこどもたちです。貧しい家庭にとってこどもを学校にやるのは大変な負担ですが、こどもが少しでもよい未来を選択できるためには読み書き、計算、そして生きるための知識を得られる教育が必要です。さらに女の子が教育を受けることは次の世代のためにも重要です。

ネパールは、低就学率とともに教員の指導力不足など教育の質の低下が問題となっています。ネパールではこどもの5人に1人が小学校に通っていません。家が貧しく家事を手伝わなければならなかったり、親が教育の大切さを理解していなかったり、通学できる範囲に学校がなかったりとその理由はさまざまです。ネパールの未来をつくるためにも教育環境の改善が必要です。

ネパールの教育事情

成人識字率(15歳出)は、1992年の25.6%から2008年には52%まで改善されましたが、まだバングラデシュ(45%)に次いで南アジアで下から2番目です。また、男女の識字率の差(男性63%、女性35%)が大変大きく、女性の識字率は世界でも最低レベルにあります。
成人の平均識字率はおよそ30%、女性では15%といわれています。教育制度では、教師や教科書は政府が派遣、配布しますが、校舎の建設は地域住民が負担しなければなりません。経済的に困難な地域では学校建設は不可能です。また、学校数、教師数が少なく就学率は初等教育(小学校)で男子が60%、女子が25%となっています。

ネパールの教育は多くの問題点に囲まれています。1年から2年へ進学する時の留年率が38.7%、中退率が13.9%と一番高く、それ以降毎年少ない時は8.8%の留年率2.7%の中退率が存在します。その理由としては質、アクセス、ジェンダーの問題が考えられます。

識字率(15歳以上) 全人口   男性 61.6% 女性 26.4%
識字率(15歳以上)1995年 全人口 27.5% 男性 40.9% 女性 14%

● 教育を受けられない女性たち

カースト制などさまざまな社会的要因によって、こどものころに教育を受けられなかった女性たちがたくさんいます。女性差別は南アジア地域が特にひどく、ネパールも例外ではありません。女性は男性に従うものであるという社会的通念が根付いてしまっており、「女性に教育は不要である」ということが常識になってしまっているのです。従って女子を就学させない、就学させて早く中退させることがあります。

● 卒業率の低さ

小学校には90%の子供達が入学しますが、1年で中途退学するものが多く、卒業できる生徒は、男女合わせて4分の1程度です。退学する理由としては、学費が払えないことと、重要な労働力であることがほとんどです。

就学率 男性 61.6% 女性 26.4%

● 学校に行けないこどもたち

釈迦の生誕地である聖地ルンビニは、世界遺産リストにも登録され、世界中から巡礼者が訪れます。しかし、その周辺の村には、学校にも行けず、家のために働かなければならないこどもたちがたくさんいます。ネパール全土で1000校が不足しているといわれ、たとえ、学校があったとしても青空教室で、筆記具が不足しているために暗記に頼った教育が行われています。首都カトマンズでは、コンピューターや日本語学習が盛んだそうですが、地方では読み書き、そろばんといった基礎的な教育も十分とは言えないし、外国語、音楽教育などの教育を行うことも非常に困難です。ネパールは山岳地帯が多くインフラも整備されてないため、学校へアクセスしにくいことが考えられます。また、農村では子供は貴重な労働源のため中退する、就学しないことも要因として考えられます。

● 教師の質の低さ

教師には兼業が多く、その資格は高校卒業で与えられます。ネパールでは、5・2・3の10年制であるから、もし、4歳で入学すれば、14歳で教師が誕生することになります。学校は、勉強を教えるだけでなく、人としての生き方を教える場でもあるでしょう。そうであるならば、人生経験を積んでいない14歳に、教師として質の高い教育の実践を求めるのは難しいでしょう。

「ネパール学校教育統計報告書2009年版」によると、ネパールの2009年における初等教育(1年生から5年生)の純就学率は93.7%(男子94.7%、女子92.6%)であり、ミレニアム開発目標(MDGs)の一つ「普遍的初等教育」の達成まであと6.3%と報告されています。同報告書は、全国の初等教育就学年齢(5歳~9歳)の人口は約346万5千人であり、そのうち約22万人(6.3%)のこどもたちが非就学の状 態にあると推計します。

これら非就学の6.3%には、1)極度の貧困家庭のこどもたち、2)ヒマラヤ山岳地域に住んでおり学校へのアクセスが難しいこどもたち、3)何らかの障がいを持ち通常の授業をうけることが困難なこどもたち、4)少数民族に属するため言語が異なり授業が理解できないこどもたち、5)低カーストであるため学校へ行っても差別を受けてしまうこどもたちが含まれます。

こどもたちは教育を受けられないことで、読み書き・計算ができないまま育ってしまい、仕事に就けず、収入が少ない状態が続き、さらには本人やこどもが教育を受けられなくなるという悪循環が続いてしまいます。この負の連鎖の根本的な問題は教育、つまり読み書き・計算ができないということに大きな原因があると考えられています。

こどもたちへ文房具セットを。

だから教育は必要です。過去から学び、今を知り、来るべき未来を予測するために。
何よりも彼らの独自の文化や暮らしを守っていくためにも、教育は不可欠なのだと思います。
「Funday!」Tシャツをご購入いただきますと、文房具セット(ノート/色鉛筆/鉛筆/消しゴム/エコバッグ)一式が、学校に行きたくてもいけず勉強したくてもできないネパールのこどもたちの元に届きます。一つのあなたの気持ちが、ネパールの将来を担うこどもたちの考える力を養います。そして、彼らの未来に大きな希望と光をもたらすきっかけとなることを信じています。また、文房具セットの大半が現地ネパールでの製造ですので、ネパールでの雇用創出にも繋がっています。

これらはこどもたちに届けている文房具セット一式です。

Funday! ノート(2冊)

Funday! ノート(2冊)

Funday! ノート(2冊)

鉛筆(4本)色鉛筆(12本)

Funday! ノート(2冊)

消しゴム・定規・鉛筆削り

※ 現地の製造および在庫状況により、こどもたちに届けられる文房具のデザインは異なる場合があります。

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ネパールの現状を知る。

ネパールには世界の多くの人々に馴染みのある2つの聖地があります。登山家、山を愛する人達の聖地ヒマラヤとブッダの聖地ルンビニ。ネパールの生活や教育事情、歴史・文化などネパールの現状を知ってください。

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教育が未来をつくる。

Funday!プロジェクトはネパールのみならず、アジア各国の子どもたちに文房具を届けたいと考えています。未来を担う子どもたちが「選択肢」をもつために、学ぶことの意義を伝えたり、教育環境のサポートをしていきます。

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